2012年6月26日火曜日

014.平成24年度まちづくりの集い(2012.06.26)

報告作成日
 平成24年06月27日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月26日(火) 19:00~21:00
場所
 たつの市立中央公民館 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 龍野地区まちづくり協議会、龍野自治会連合、たつの市、たつの市議会、兵庫県議会、各自治会員、龍野小学校、龍野西中学校、龍野警察署

(活動目的)
 現在、伝建地区を目指すたつの市では、多くの住民団体や行政や専門家がそれに向けて動いているが、あくまで一般の地元住民が主導で街並み保存などの意識を高めていく必要がある。 地元住民の理解を深めるために既存の地域団体と協力して龍野支部青年部会のまちづくりチームがワークショップを開催し、より良い地域をみんなで考えていき、地域住民の更なる“地域愛”を養うことを目指す。

(活動内容)
 今回は、地元の方が自分たちで協力して古民家を改装工事して地域施設として利用している“ふれあいギャラリー下川原”で地域のまちづくりについて資料を見ながら意見交換を行った。 このような地元の方が自分たちで手掛けたものの中で地域の将来について議論を展開するということがみなさん凄く嬉しいようで、終始活発な意見と笑顔が溢れていた。 話の流れで似たような境遇の重伝建指定地区を見学する計画が決定するなど、地域としての目標を明確にされている為、前向きな意見ばかりで関わっているこちらも楽しい時間であった。 青年部会が行っている“まちづくり貢献活動”にも興味を持たれ色んな質問を受けたが、この地域でも同じような活動を展開したいという話もあり、我々も当事者として、まちづくり専門家として、様々な可能性のお話をさせていただいた。 予定時間を大幅に過ぎても誰も気付いていないほど意見交換があり、たいへん有意義な時間となった。 次回の活動も非常に楽しみだ。

013.まちづくり貢献活動(2012.06.26)

報告作成日
 平成24年06月26日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月26日() 13:00~15:00
場所
 旧兵庫県信用組合龍野支店跡地 (兵庫県たつの市)
参加会員
 衣川、岸野、河原
関係協力者
 龍野北高校環境建設工学科、ヒガシマル醤油㈱、(社)兵庫県建築士事務所協会龍野支部 計13名

(活動内容)

 今回は、建物に施工の基準となる水平墨を壁に打った。 例によって作業計画を生徒たち同士で話し合い作業を行った。 限られたスペースの中で最も重要な作業を行うため、どのように作業を進めていくかということが非常に重要であった。 今回も2班に分けて2方向から測定し基準墨を打っていた。 始めの方は順調に進んでいると思われたが、途中から雲行きが怪しくなり、作業が終わらないかと心配したが、時間ギリギリで作業を終了した。 終わった後、この作業の意図やポイントなどを説明し、どのようなことに気をつけなければいけないかをみんなで今日の作業をふり返る際に作業の意図するところを説明した。 ただ寸法を知るというだけでなく、申請等で数字が必要というだけでもなく、このような測るという行為からものつくりが具体化していくということを伝えたかったのだが、ただ単に作業をこなしていただけの者もいて、今回の測ることで解る事を挙げられるだけ挙げてみると、たいへん感心した様子で話を聞いていた。 今やっていることは単純な時間つぶしの作業ではないということを伝えることが出来た。


2012年6月21日木曜日

011.市民まちづくり意見交換会(2012.06.21)

報告作成日
 平成24年06月22日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月21日(木) 19:00~21:00
場所
 ふれあいギャラリー下川原 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 龍野地区まちづくり協議会、たつの市、下川原自治会      計13名

(活動内容)

 今回は、地元の方が自分たちで協力して古民家を改装工事して地域施設として利用している“ふれあいギャラリー下川原”で地域のまちづくりについて資料を見ながら意見交換を行った。 このような地元の方が自分たちで手掛けたものの中で地域の将来について議論を展開するということがみなさん凄く嬉しいようで、終始活発な意見と笑顔が溢れていた。 話の流れで似たような境遇の重伝建指定地区を見学する計画が決定するなど、地域としての目標を明確にされている為、前向きな意見ばかりで関わっているこちらも楽しい時間であった。 青年部会が行っている“まちづくり貢献活動”にも興味を持たれ色んな質問を受けたが、この地域でも同じような活動を展開したいという話もあり、我々も当事者として、まちづくり専門家として、様々な可能性のお話をさせていただいた。 予定時間を大幅に過ぎても誰も気付いていないほど意見交換があり、たいへん有意義な時間となった。 次回の活動も非常に楽しみだ。

参加者の様子①

参加者の様子②


2012年6月17日日曜日

010.西播磨 町家まちなみ見学談義(2012.06.17)

報告作成日
 平成24年06月19日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月17日(日) 13:00~16:00
場所
 春日神社 本殿・拝殿・脇堂他  (兵庫県神崎郡神河町)

参加会員
 衣川、

関係協力者
 一般参加者  計3名

(活動内容)

 今回は、神崎郡神河町の指定文化財になっている春日神社の見学を行った。 武雷命・斉主命・姫大神・天児屋根命・大刀雄命・大王命を祭られており、光仁天皇国家守護の為、奈良の春日大社から遷宮されて今の場所に尊崇されたとされる。 戦国時代、竹田城攻防の合戦に巻き込まれ火が回り様々な記録も消失したが、江戸中期に再建されたという経歴が有る。 そして、大正時代に本殿・拝殿が改築され、現在拝殿の両脇にある大歳神社と段床神社の屋根改修工事が行われていた。 偶然、地元の方にこのよな建物があるという話を聞いてやってきたが、そのような話を聞くまでは、参加者の誰もが春日神社の存在すら知らず、歴史も含め非常に興味深いものであった。 この地域に関しては、知識や情報もほとんど持っていない為、近いうちに再び訪れる必要が有ると感じた。 このように播磨地域だけでもあまり知られていない素晴らしいものが多数現存すると思われる為、我々の活動も少しずつ意味を帯びてくるのではないかと考えている。

春日神社拝殿の様子

脇堂改修工事の様子


2012年6月12日火曜日

009.まちづくり貢献活動(2012.06.12)

実測した数値と測量場所を確認しあう生徒たち
報告作成日
 平成24年06月19日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月12日() 13:00~15:00
場所
 旧兵庫県信用組合龍野支店跡地 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、

関係協力者
 龍野北高校環境建設工学科、ヒガシマル醤油㈱、  計11名

(活動内容)

 今回は、敷地内の地盤面や既存物のFL、道路面の高さ関係を把握する為に水準器を使ってレベルを取った。 「作業の予習」をしてきた生徒たちに当日の方針など条件を設定して、生徒たち同士で話し合いながら作業計画を補正し作業を行った。 俗に言う「うなぎの寝床」のような敷地であった為、2班に分けて中の方と道路側の方とを分担して測っていた。 始めの方は順調に進んでいたが、途中から雲行きが怪しくなり、作業が終わらないかと心配したが、時間ギリギリで作業を終了した。 みんなで今日の作業をふり返る際に作業の意図するところを説明した。 ただ寸法を知るというだけでなく、申請等で数字が必要というだけでもなく、このような測るという行為からものつくりが具体化していくということを伝えたかったのだが、ただ単に作業をこなしていただけの者もいて、今回の測ることで解る事を挙げられるだけ挙げてみると、たいへん感心した様子で話を聞いていた。 今やっていることは単純な時間つぶしの作業ではないということを伝えることが出来た。


協議しながら作業する生徒たち






2012年6月2日土曜日

008.第10回ヘリテージマネージャー大会(2012.06.02)

報告作成日
 平成24年06月02日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月02日(土) 10:00~19:30
場所
 たつの市立中央公民館 他 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野(青年部会) 石原(龍野支部)

関係協力者
 兵庫県建築士会、兵庫県、たつの市、ひょうごヘリテージ機構、ヒガシマル醤油㈱ 龍野まちづくり協議会、龍野地区連合自治会 他

(活動目的)
阪神・淡路大震災で指定建造物・歴史的建造物など地域に多量に存する歴史文化遺産の保全について課題が浮き彫りとなったが、兵庫県では㊓兵庫県建築士会と連携して建築士を対象に「兵庫県ヘリテージマーネージャー養成講習会」を開講し歴史的建造物の修理技術や活用手法、歴史文化遺産を活かしたまちづくり等に関する講習を行い地域の歴史的建造物の保全等を期待する「ヘリテージマネージャー」登録制度を発足し、地域の歴史的建造物の調査や保全・活用を促すなど活動を行っている。 そんな彼らのある地域をテーマにしたシンポジウムが我々のたつの市で行われることが決定していた為、青年部会も影ながら運営のお手伝いをすることで地域活性化に貢献する。

(活動内容)
 今回は、受付・会場設営・駐車場案内・町歩きサポートなど幅広く少しずつ関わった。 大会には、大会関係者や地元の方をはじめ兵庫県教育委員会・たつの市などの職員や他府県の建築士会会員や町並み保存に関する民間団体など多くの方々がたつの市に集まった。
 この大会では『揖保川流域の歴史的景観とまちづくり~水と生業~』というテーマが設けられており、たつの市だけでなく宍粟市にまで話が及ぶなど、龍野支部の担当範囲と直接関係する地域ばかりで我々にとって興味深いたいへん重要な大会であったと思う。
 そんな大会であるにも関わらず支部からの参加がほぼ無かったというのが、建築士会や行政、地域、各団体に対して大きな痛手であったと考える。 ただそんな中、青年部会としては積極的にアクションを起こすなど、この大会でも全体に対して「龍野支部青年部会」をアピール出来たことが我々にとっては大きなプラス要素になったのではないかと感じた。

大会受付をする参加者

シンポジウムの様子