2012年10月14日日曜日

龍野まちづくり講演会のご案内

龍野支部青年部会からのお知らせです。

日頃の活動でも関わりが多くなってきた
龍野地区まちづくり協議会が、下記の内容で講演会を行われます。

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開催日:平成24年10月21日(日)
 場所:たつの市中央公民館・龍野地区界隈(町歩き)

◎10:30…講演
「龍野地区の景観 現在とこれから」大場修(京都府立大学教授)

○12:30…まち歩き
古いもの・景観改修されたもの・今どきのものが混在している現状を
改めて市民のみなさんに見てもらいます。

参加費は、無料です。
詳細は、コチラをご覧ください。⇒(PDF

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全国大会終了直後ということで慌しいのですが、
龍野支部青年部会も準備や町歩き案内などを行います。

市民向けのイベントとなっています。
まち歩きまでは、参加していただけるかと思いますが、
その後のワークショップには
参加していただけない可能性があります。
御了承ください。

興味のある方は、ぜひお越しください。
よろしくお願いします。
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詳しい案内はコチラ⇒(PDF

2012年10月11日木曜日

龍野アートプロジェクト2012『刻の記憶』の情報を更新しました

期間:11月16日(金)~11月25日(日)

場所:うすくち龍野醤油資料館を中心とした龍野地区の数箇所

詳細は、添付ファイルをご覧ください。

詳細はコチラ(PDF

2012年8月26日日曜日

019.第3回青年委員会・研究委員会合同会議(2012.08.26)

報告作成日
 平成24年08月26日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年08月18日(土) 13:30~17:00
場所
 宮の下荘 大広間 (兵庫県美方郡)

参加会員
 衣川、

関係協力者
 兵庫県建築士会担当副会長、各支部の青年委員会・研究委員会所属者 計18名

(活動内容)

●本部60周年記念式典の内容報告
●全国大会の参加状況報告
●兵県青PRビデオについて
●市民祭り出展について
●来年度以降の委員会開催地について
●青年委員会60周年記念式典について
●PRツール作成について
●各支部からの報告
●その他業務報告

参加者の様子①

参加者の様子②

2012年8月23日木曜日

021.市民まちづくり意見交換会(2012.08.23)

報告作成日
 平成24年08月23日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年08月23日(木) 19:00~21:00
場所
 ふれあいギャラリー下川原 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 龍野地区自治会連合会、龍野地区まちづくり協議会、、たつの市、 計16名

(活動内容)

 今回から本格的に、地域の白地図を使ってみんなで各自治会の特色を掘り出していくことになった。 今回は、龍野地区に19ある自治会の一つ“上川原”にスポットを当てて話を展開した。 全体を2つのグループに分け青年部会2人がグループ担当でそれぞれ付きどういったものがあるか意見を出し合ってもらい最後に2グループの意見を取りまとめ、みんなで確認した。
青年部会もこの地域について無知ではないが、やはり地元の方の生活レベルでの知識が素晴らしく、地元の方しか知り得ない情報なども飛び出し、参加者全員が満足のいく活動となった。
このような事の積み重ねから地域のよりよいまちづくりにつながっていく、そのような活動の本格的なスタートを切れたということが嬉しかった。

参加者の様子①

参加者の様子②


020.まちづくり貢献活動(2012.08.23)

報告
 作成日 平成24年08月26日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年08月23日(木) 09:00~16:00
場所
 旧兵庫県信用組合龍野支店跡地(兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 龍龍野北高校環境建設工学科、NPO龍野町家再生活用プロジェクト、一般参加者 計16名

(活動内容)

 今回は、前回に引き続きいつも活動で使わせていただいている旧兵庫県信用組合龍野支店跡のホールのペンキ塗りを行った。 メンバーも前回とほぼ同じであるが、昨年度の「まちづくり貢献活動」を共にやってきた彼らの先輩が2名駆けつけてくれた。 せっかく来てくれたので、近況報告を聞いたり、去年の活動や地域の外へ出て感じたことなどを聞いたりと作業以外の部分で交流した。 現場を去る前には後輩たちに一言二言残してくれた。 活動が続いていく、価値観を共有出来る人がいるというのは、良いものだなと思った。 参加者みんなのお陰で無事に塗装工事が終わって奇麗になった。 来週から再び地域の週末活動場として利用されることになっているようだ。

参加者の作業の様子①

参加者の作業の様子②


2012年7月19日木曜日

016.まちづくり貢献活動(2012.07.19)

報告作成日
 平成24年07月20日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年07月19日(木) 13:00~16:00
場所
 醤油資料館別館 収蔵庫 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 龍野北高校環境建設工学科、龍野地区まちづくり協議会、龍野地区自治会連合、醤油資料館別館 計16名

(活動内容)

 今回は、龍野地区自治会連合会および龍野地区まちづくり協議会のみなさまから高校生たちと我々に声が掛かり、夏休み前で気分的にもそわそわしている時であったが、急遽,、醤油資料館別館へ集合した。 全員が揃ったところで自治会連合会の代表者から龍野地区の住民の総意として提案をされた。 「せっかく地域の為に活動をしてくれているのに見えにくい場所でやっているのは、いかがなものか? 我々に出来ることは限られているが、せめて人目に付く所で活動をしてみないか?」 ということで薄口資料館別館の収蔵庫を活動場所として提供してくださるというのだ。 まちづくり協議会伝建部会の部長からも説明があり、龍野で造られた全ての醤油がここで品質検査を受け、各地へ出荷されていたという経歴を持つ龍野醤油組合の建物だということが明かされた。 また、すぐ近くには三木露風の生家などがあり平日でも観光客が往来するなど、そこは龍野地区のまちなみを語る上で最重要地点であることも付け加えられた。 生徒達は、全員で相談し地域のみなさんに対して「僕たちに是非やらせてください」と力強く答えていた。

龍野地区自治会連合会代表者の挨拶

龍野地区まちづくり協議会伝建部会長のあいさつ

2012年7月15日日曜日

015.西播磨 町家まちなみ見学談義(2012.07.15)

報告作成日
 平成24年07月16日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年07月15日(日) 13:30~16:30
場所
 春日神社 本殿・拝殿・脇堂、銀の馬車道交流館 他 (兵庫県神崎郡神河町)

参加会員
 衣川、

関係協力者
 ひょうごヘリテージ機構、銀の馬車道プロジェクト・ネットワーク協議会、一般参加者  計13名

(活動内容)

 今回は、神崎郡神河町の指定文化財になっている春日神社の脇堂屋根改修工事の見学と銀の馬車道交流館および神河町粟賀地区の町並み見学を行った。 この脇堂は、桧皮葺が施されていて、屋根工事業者の代表から説明を受けながら、弟子たちが流れるような作業を披露してくれた。
 単純な作業であるが単純な作業であるが故に作業効率は職人の腕次第で仕上がり具合もごまかしが利かないという難しいものである。
 色んな作業ポイントを聞きながら既に葺き終えている部分を見せていただいた。 その後、場所を移動して銀の馬車道交流館へと足を運び、日本発の高速産業用道路としての歴史や銀にまつわる町並み形成の歴史などを勉強し、古い町並みが残り、現在、景観形成地区の指定を目指している神河町粟賀地区のまちなみ散策をした。
 この地区も若い後継者が不足しており、徐々に当時の面影を残す建物が解体されているそうだ。 我々が龍野で行っている活動をもっと広く波及させる必要があると感じた。
 古くても良い物は、残して活用すれば、地域を活性化出来る筈だ。
 少しでも多くの方に保存の重要性を伝えていかなければならないと改めて思った。

檜皮葺の様子

銀の馬車道交流館の様子



2012年6月26日火曜日

014.平成24年度まちづくりの集い(2012.06.26)

報告作成日
 平成24年06月27日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月26日(火) 19:00~21:00
場所
 たつの市立中央公民館 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 龍野地区まちづくり協議会、龍野自治会連合、たつの市、たつの市議会、兵庫県議会、各自治会員、龍野小学校、龍野西中学校、龍野警察署

(活動目的)
 現在、伝建地区を目指すたつの市では、多くの住民団体や行政や専門家がそれに向けて動いているが、あくまで一般の地元住民が主導で街並み保存などの意識を高めていく必要がある。 地元住民の理解を深めるために既存の地域団体と協力して龍野支部青年部会のまちづくりチームがワークショップを開催し、より良い地域をみんなで考えていき、地域住民の更なる“地域愛”を養うことを目指す。

(活動内容)
 今回は、地元の方が自分たちで協力して古民家を改装工事して地域施設として利用している“ふれあいギャラリー下川原”で地域のまちづくりについて資料を見ながら意見交換を行った。 このような地元の方が自分たちで手掛けたものの中で地域の将来について議論を展開するということがみなさん凄く嬉しいようで、終始活発な意見と笑顔が溢れていた。 話の流れで似たような境遇の重伝建指定地区を見学する計画が決定するなど、地域としての目標を明確にされている為、前向きな意見ばかりで関わっているこちらも楽しい時間であった。 青年部会が行っている“まちづくり貢献活動”にも興味を持たれ色んな質問を受けたが、この地域でも同じような活動を展開したいという話もあり、我々も当事者として、まちづくり専門家として、様々な可能性のお話をさせていただいた。 予定時間を大幅に過ぎても誰も気付いていないほど意見交換があり、たいへん有意義な時間となった。 次回の活動も非常に楽しみだ。

013.まちづくり貢献活動(2012.06.26)

報告作成日
 平成24年06月26日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月26日() 13:00~15:00
場所
 旧兵庫県信用組合龍野支店跡地 (兵庫県たつの市)
参加会員
 衣川、岸野、河原
関係協力者
 龍野北高校環境建設工学科、ヒガシマル醤油㈱、(社)兵庫県建築士事務所協会龍野支部 計13名

(活動内容)

 今回は、建物に施工の基準となる水平墨を壁に打った。 例によって作業計画を生徒たち同士で話し合い作業を行った。 限られたスペースの中で最も重要な作業を行うため、どのように作業を進めていくかということが非常に重要であった。 今回も2班に分けて2方向から測定し基準墨を打っていた。 始めの方は順調に進んでいると思われたが、途中から雲行きが怪しくなり、作業が終わらないかと心配したが、時間ギリギリで作業を終了した。 終わった後、この作業の意図やポイントなどを説明し、どのようなことに気をつけなければいけないかをみんなで今日の作業をふり返る際に作業の意図するところを説明した。 ただ寸法を知るというだけでなく、申請等で数字が必要というだけでもなく、このような測るという行為からものつくりが具体化していくということを伝えたかったのだが、ただ単に作業をこなしていただけの者もいて、今回の測ることで解る事を挙げられるだけ挙げてみると、たいへん感心した様子で話を聞いていた。 今やっていることは単純な時間つぶしの作業ではないということを伝えることが出来た。


2012年6月21日木曜日

011.市民まちづくり意見交換会(2012.06.21)

報告作成日
 平成24年06月22日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月21日(木) 19:00~21:00
場所
 ふれあいギャラリー下川原 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 龍野地区まちづくり協議会、たつの市、下川原自治会      計13名

(活動内容)

 今回は、地元の方が自分たちで協力して古民家を改装工事して地域施設として利用している“ふれあいギャラリー下川原”で地域のまちづくりについて資料を見ながら意見交換を行った。 このような地元の方が自分たちで手掛けたものの中で地域の将来について議論を展開するということがみなさん凄く嬉しいようで、終始活発な意見と笑顔が溢れていた。 話の流れで似たような境遇の重伝建指定地区を見学する計画が決定するなど、地域としての目標を明確にされている為、前向きな意見ばかりで関わっているこちらも楽しい時間であった。 青年部会が行っている“まちづくり貢献活動”にも興味を持たれ色んな質問を受けたが、この地域でも同じような活動を展開したいという話もあり、我々も当事者として、まちづくり専門家として、様々な可能性のお話をさせていただいた。 予定時間を大幅に過ぎても誰も気付いていないほど意見交換があり、たいへん有意義な時間となった。 次回の活動も非常に楽しみだ。

参加者の様子①

参加者の様子②


2012年6月17日日曜日

010.西播磨 町家まちなみ見学談義(2012.06.17)

報告作成日
 平成24年06月19日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月17日(日) 13:00~16:00
場所
 春日神社 本殿・拝殿・脇堂他  (兵庫県神崎郡神河町)

参加会員
 衣川、

関係協力者
 一般参加者  計3名

(活動内容)

 今回は、神崎郡神河町の指定文化財になっている春日神社の見学を行った。 武雷命・斉主命・姫大神・天児屋根命・大刀雄命・大王命を祭られており、光仁天皇国家守護の為、奈良の春日大社から遷宮されて今の場所に尊崇されたとされる。 戦国時代、竹田城攻防の合戦に巻き込まれ火が回り様々な記録も消失したが、江戸中期に再建されたという経歴が有る。 そして、大正時代に本殿・拝殿が改築され、現在拝殿の両脇にある大歳神社と段床神社の屋根改修工事が行われていた。 偶然、地元の方にこのよな建物があるという話を聞いてやってきたが、そのような話を聞くまでは、参加者の誰もが春日神社の存在すら知らず、歴史も含め非常に興味深いものであった。 この地域に関しては、知識や情報もほとんど持っていない為、近いうちに再び訪れる必要が有ると感じた。 このように播磨地域だけでもあまり知られていない素晴らしいものが多数現存すると思われる為、我々の活動も少しずつ意味を帯びてくるのではないかと考えている。

春日神社拝殿の様子

脇堂改修工事の様子


2012年6月12日火曜日

009.まちづくり貢献活動(2012.06.12)

実測した数値と測量場所を確認しあう生徒たち
報告作成日
 平成24年06月19日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月12日() 13:00~15:00
場所
 旧兵庫県信用組合龍野支店跡地 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、

関係協力者
 龍野北高校環境建設工学科、ヒガシマル醤油㈱、  計11名

(活動内容)

 今回は、敷地内の地盤面や既存物のFL、道路面の高さ関係を把握する為に水準器を使ってレベルを取った。 「作業の予習」をしてきた生徒たちに当日の方針など条件を設定して、生徒たち同士で話し合いながら作業計画を補正し作業を行った。 俗に言う「うなぎの寝床」のような敷地であった為、2班に分けて中の方と道路側の方とを分担して測っていた。 始めの方は順調に進んでいたが、途中から雲行きが怪しくなり、作業が終わらないかと心配したが、時間ギリギリで作業を終了した。 みんなで今日の作業をふり返る際に作業の意図するところを説明した。 ただ寸法を知るというだけでなく、申請等で数字が必要というだけでもなく、このような測るという行為からものつくりが具体化していくということを伝えたかったのだが、ただ単に作業をこなしていただけの者もいて、今回の測ることで解る事を挙げられるだけ挙げてみると、たいへん感心した様子で話を聞いていた。 今やっていることは単純な時間つぶしの作業ではないということを伝えることが出来た。


協議しながら作業する生徒たち






2012年6月2日土曜日

008.第10回ヘリテージマネージャー大会(2012.06.02)

報告作成日
 平成24年06月02日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年06月02日(土) 10:00~19:30
場所
 たつの市立中央公民館 他 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野(青年部会) 石原(龍野支部)

関係協力者
 兵庫県建築士会、兵庫県、たつの市、ひょうごヘリテージ機構、ヒガシマル醤油㈱ 龍野まちづくり協議会、龍野地区連合自治会 他

(活動目的)
阪神・淡路大震災で指定建造物・歴史的建造物など地域に多量に存する歴史文化遺産の保全について課題が浮き彫りとなったが、兵庫県では㊓兵庫県建築士会と連携して建築士を対象に「兵庫県ヘリテージマーネージャー養成講習会」を開講し歴史的建造物の修理技術や活用手法、歴史文化遺産を活かしたまちづくり等に関する講習を行い地域の歴史的建造物の保全等を期待する「ヘリテージマネージャー」登録制度を発足し、地域の歴史的建造物の調査や保全・活用を促すなど活動を行っている。 そんな彼らのある地域をテーマにしたシンポジウムが我々のたつの市で行われることが決定していた為、青年部会も影ながら運営のお手伝いをすることで地域活性化に貢献する。

(活動内容)
 今回は、受付・会場設営・駐車場案内・町歩きサポートなど幅広く少しずつ関わった。 大会には、大会関係者や地元の方をはじめ兵庫県教育委員会・たつの市などの職員や他府県の建築士会会員や町並み保存に関する民間団体など多くの方々がたつの市に集まった。
 この大会では『揖保川流域の歴史的景観とまちづくり~水と生業~』というテーマが設けられており、たつの市だけでなく宍粟市にまで話が及ぶなど、龍野支部の担当範囲と直接関係する地域ばかりで我々にとって興味深いたいへん重要な大会であったと思う。
 そんな大会であるにも関わらず支部からの参加がほぼ無かったというのが、建築士会や行政、地域、各団体に対して大きな痛手であったと考える。 ただそんな中、青年部会としては積極的にアクションを起こすなど、この大会でも全体に対して「龍野支部青年部会」をアピール出来たことが我々にとっては大きなプラス要素になったのではないかと感じた。

大会受付をする参加者

シンポジウムの様子


2012年5月29日火曜日

007.まちづくり貢献活動(2012.05.29)

実測した図面の不備を確認しあう生徒たち

報告作成日
 平成24年06月03日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年05月29日(火) 13:00~15:00
場所
 旧兵庫県信用組合龍野支店跡地 (兵庫県たつの市)
参加会員
 衣川、岸野
関係協力者
 龍野北高校環境建設工学科、ヒガシマル醤油㈱、(社)兵庫県建築士事務所協会龍野支部 計13名

(活動内容)

 今回は、敷地内にある建物の位置関係を知るために平板測量を行った。 前回から生徒達には「作業の予習」という課題を与えている。 事前に出来る準備を学校の休み時間などを利用して行っておくというもので、今回の場合なら、平板セットをいくつ持っていくか、何人1組で行うか、役割分担をどうするかなどである。 事前に色々話し合いながら現場へやってきたので取り掛かりが非常にスムーズだった。 しかし、自分たちが考えていたより敷地が狭く、障害物もあった為、若干軌道修正しながら作業を行った。 途中、平板を動かしてしまったり、見る必要の無い所を熱心に見るなど、思いが空回りする事態も発生したが、雨が降りだした頃にはどうにか終了し、みんなで作図したものを確認した。 しかし、若干の不備が見つかった為、宿題として持ち帰ることになってしまった。 単純な作業でも少しの事で台無しになることを知った彼らは、次回の活動に向けて再び仲間と協議を重ねていくことだろう。


協議しながら作業する生徒たち




2012年5月26日土曜日

006.兵庫地域貢献活動報告会(2012.05.26)

報告作成日
 平成24年06月03日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年05月26日(土) 15:45~17:15
場所
 兵庫県私学会館 大ホール (兵庫県神戸市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 兵庫県建築士会 他

(活動目的)
 兵庫県建築士会では、以前から地域との繋がりを大切にする為“地域貢献活動”に力を入れており、この関連事業に対しては別途助成金を交付するなど、これまでにも数々の実績を残しておられ、平成23年度は、龍野支部青年部会も助成金を利用し“まちづくり貢献活動”と称し地域貢献活動を行っており、その事業報告をさせていただく運びとなった。
 この事業報告会で我々の活動を建築士会全体に周知すると共に龍野支部の拠点であるたつの市がどのような状況下にあり、地域の方々が我々建築の専門家にどのような事を望まれているのかを伝え、我々が地域とどのように関わっていこうとしているのかを主張し、今後の龍野支部への一層の協力を求めていく。

(活動内容)
 平成23年度は、龍野支部青年部会に加え、赤穂支部・加古川支部・まちづくり委員会の4団体が報告したが、その内2つがたつの市龍野景観形成地区での取り組みであり、たつの市が大きく動いている事が分かる。 龍野支部青年部会“まちづくり貢献活動”の報告を衣川が、まちづくり委員会“郷土を育むまちづくりシンポジウムinたつの”の報告を岸野がパワーポイント映像を使用しそれぞれ行った。 まず、兵庫県建築士会に対しご協力のお礼を述べ、まちづくり委員会・ヘリテージ委員会など実際にたつの市を舞台に大きなイベントを開催していただいた事への感謝の意を伝えた。 そして活動の主な内容を写真と動画を使用しながら説明し、最後に地域の現状と要望を伝え、平成24年度も変わらないご支援・ご協力をいただけるようお願いした。 我々の活動に対しての反響が大きかった事に驚かされ、後の懇親会では全員から賞賛の声を頂いたので、ひとまず平成23年度の活動は成功だと感じた。

まちづくり貢献活動の報告を行う衣川氏

シンポジウムinたつのの報告を行う岸野氏


2012年5月8日火曜日

004.まちづくり貢献活動(2012.05.08)

報告作成日
 平成24年06月03日 (作成者:衣川幸文)

日時
 平成24年05月08日(火) 13:00~15:00
場所
 龍野景観形成地区界隈 他 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、 河原

関係協力者
 龍野北高校環境建設工学科、ヒガシマル醤油㈱、(社)兵庫県建築士事務所協会龍野支部 計12名

 今回は、龍野の町並みを知るために全員で町歩きを行った。 日頃、何気なく通りすがっている風景がどのような歴史が有り、どのように人々が暮らしてきたか、過去と現在で何が変わってきたのかなど、高校生たちにその一部を紹介し、説明を行った。 そして、自分たちが修繕に携わっている建物がどのような修繕をしていけば良いかなど、現存する建物の技法を見てもらいながら考えてもらった。 誰もが当たり前になりすぎて気にも止めていなかった龍野の町並みについて改めて見て回ったが、やはり特徴など今までには考えたこともなかったようで「これからは、もっと見るということを大切にしたい」と口を揃えた。 他人に気付かされた自分たちの町を考えるキッカケがこの事業で生まれれば良いなと我々は思った。


005.まちづくり貢献活動(2012.05.22)

報告作成日
 平成24年06月03日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年05月22日(火) 13:00~15:00
場所
 旧兵庫県信用組合龍野支店跡地 (兵庫県たつの市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 龍野北高校環境建設工学科、ヒガシマル醤油㈱、(社)兵庫県建築士事務所協会龍野支部 計12名

(活動内容)

 今回は、みんなで草刈など敷地内の片付けを行った。 作業内容は昨年度とほぼ同じなのだが、今年度の違う点は、草刈り作業だけでも生徒たちに綿密な作業計画を立てさせたというところである。 「どんな業種でも何も計画を立てずに行き当りばったりで作業しているプロはいない」ということを伝える為である。 生徒達は、作業の最終目標を設定し、そこへ辿り着く為のプロセスを協議した。 個々で作業するか班分けして作業するか完全に役割分担してしまうのか、どのように集めるのか作業しながら袋に入れて集めるのか、とにかく刈ってしまってから1箇所に集めるのか、搬出ルートはどうするのか、最終処分の方法は、などなど草刈り作業一つでも、全員の作業の動きを止めないようにしようと思えば、考えておかなければならない事がたくさんある。 まして今後自分たちは、もっと複雑な工程の作業をしなければならないので、作業計画を検討したり『段取り』の良さが重要になってくる。 その事が少しでも理解してもらうことが、この作業の目的である。 みんな「作業効率を上げる為に必要な事」がなんとなく分かったようだった。


作業の手順や役割分担を話し合う生徒たちの様子

決めた手順で作業を進める生徒たちの様子

2012年5月5日土曜日

003.西播磨 町家まちなみ見学談義(2012.05.05)

報告作成日
 平成24年05月08日 (作成者:衣川幸文)
日時
 平成24年05月05日(土) 13:00~16:30
場所
 山崎歴史郷土館、紙屋門、山崎町旧城下町地区界隈、千年藤他 (兵庫県宍粟市)

参加会員
 衣川、岸野

関係協力者
 一般参加者、ひょうごヘリテージ機構   計8名

(活動内容)

 今回から大々的に一般参加者を募っての開催となった。 宍粟市山崎町の旧城下町界隈を中心に町歩きをした。 この日は、GWということもあり日頃公開されていない建物の内部や歴史資料の閲覧などが出来るとあって、かなり多くの方が町歩きをされていた。 江戸期の町割がほぼそのまま残るこの街は、かなり古い建物が減っているが、躯体部分をそのまま残して改修している事例が多く残る。 中には、当時の様子を保存したような建物もあり興味深いものもある。 古い町並みや建物に興味のある人にとっては、あまり開拓されていないこともあり宍粟市山崎町は、結構な穴場であると思われる。 この地域も龍野支部の管轄範囲なので、ゆくゆくは本格的に活動出来るように情報収集をしたい。

建物の話をしながら歩く参加者の様子

酒蔵の中で説明を聞く参加者の様子


2012年4月1日日曜日

000.(仮称)市民まちづくり意見交換会(ワークショップ)(活動目的)


(活動目的)

 現在、伝建地区を目指すたつの市では、多くの住民団体や行政や専門家がそれに向けて動いているが、あくまで一般の地元住民が主導で街並み保存などの意識を高めていく必要がある。 地元住民の理解を深めるために既存の地域団体と協力して龍野支部青年部会のまちづくりチームがワークショップを開催し、より良い地域をみんなで考えていき、地域住民の更なる“地域愛”を養うことを目指す。

000.西播磨 町家まちなみ見学談義(活動目的)

(活動目的)

 主に西播磨地域に点在する古い町並みが現存する地区を見学し、どのような歴史背景があるのか、どのような保全活性化活動が行われているのか、どのように改修するのがよいのかなど、地域の古い街並形成に関わることを考察し、青年部会の枠を超え地域住民や他団体の方々と意見交換をすることで自分たちの知識・思考を深めていく。 その中で街の歴史や街並保全の重要性を伝え、考え、協力することで、地域まちづくりに貢献する。

000.まちづくり貢献活動(活動目的.)

まちづくり貢献活動(地域後継者育成事業)

(活動目的)

 時を経て再び“重伝建”指定を目指す動きがある龍野地区では、住民主導で町を盛り上げ“町並み保存”の重要性を訴えており、この勢いが無関心だった地域住民を引き付け企業や行政、専門家なども動かし大きな流れになっている。
 しかし“重伝建”“町並み保存”を進める上で最も大切な“町並み保存の後継者不足という致命的問題を抱えており、この問題を解決出来るかどうかが地域の願いを叶える為の鍵となっている。 そして、その解決を望む地域の声が非常に高い。

 そこで青年部会が地域に代わり、近い将来社会へと羽ばたき“地域の後継者”と成り得る高校生世代と共に伝統的建造物を計画・施工・安全管理などの建築技術・知識を指導する中で彼らが暮らす街の歴史や街並保全の重要性を伝えていき、更に“現在の後継者”である彼らの親世代にも理解と協力を求めていくなど、地域まちづくり後継者の育成に貢献する。